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逆流性食道炎に効くネキシウム

逆流性食道炎は、胃酸を含む胃液が食道に逆流することで、炎症が起こり胸焼けや・吐き気、胸の痛みや喉の違和感などの症状に悩まされる病気です。
本来なら胃の内容物が逆流しないように下部食道括約筋が機能します。
老化で機能が低下していたり胃の内圧が上昇することで、強い酸性の液体を含む内容物が食道に逆流して食道が傷つくせいで、逆流性食道炎が発症してしまうわけです。

逆流性食道炎の誘因には過食や過度の服の締め付けなどが考えられる為、これらの対策をとることで、ある程度改善を図ることができますが、胃液の分泌は意識的にコントロールすることは出来ません。
そこで使用されるのがネキシウムです。

ネキシウムの有効成分のエソメプラゾールには、胃酸の分泌を抑制する作用を持っているのです。
その作用メカニズムは、エソメプラゾールのプロトンポンプインヒビターとしての特徴に注目すれば理解できます。
胃粘膜には壁細胞と言う部位に胃酸分泌を行う最終段階のプロトンポンプというものが存在しています。
胃酸はプロトンポンプが動作しなければ分泌できないので、プロトンポンプインヒビターによりプロトンポンプの働きが阻害されるので、胃酸が強力に抑制されるわけです。
この作用を持つことから、逆流性食道炎や胃潰瘍などの治療によく処方されています。

またネキシウムは、ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌治療でも使用されることがあります。
ヘリコバクター・ピロリ菌は胃潰瘍や胃ガン発症との関連が疑われている細菌であって、年齢が上昇するほど感染率が上昇し、50代以上では実に8割に上るとされているほどです。

ヘリコバクター・ピロリ菌除菌には2種類の抗菌薬を使用します。
しかしヘリコバクター・ピロリ菌は胃酸の酸性度を中和しながらアンモニアを生成して生育環境を自ら作り出しています。
そこで、胃酸の分泌を抑制することでより効果的な除菌が可能になるので、抗菌剤にネキシウムを併用して服用する治療が広く行われています。

普段や寝る時の姿勢で腰痛は改善できる?

逆流性食道炎のおかげで、就寝中も痛みで眠れないといった症状に悩まされていた方も、ネキシウムの登場で随分改善されました。
ネキシウムは1日1回の服用で24時間もの長時間にわたり、胃酸の抑制を分泌できるため、就寝中も十分胃酸分泌を抑制してくれるからです。

しかし普段の就寝時の姿勢で腹痛等の痛み症状を改善できる方法はないものでしょうか。
痛みがあるときの就寝時の姿勢の基本は、痛みの少ない姿勢であれば問題ありません。
基本的には痛みがあるときの横向きの方向が最も負担が少なくなります。
仰向けの姿勢が通常の場合、横向きでは寝づらい場合も想定されます。
このような時には枕で高さを調節したり、ひざでクッションを入れてみたり、あるいは抱き枕を利用して負担が少なく、就寝しやすい姿勢を工夫することが推奨されます。

通常では痛みのある側を上向きにすれば、痛みは軽くなります。
圧痛点に体重がかかることが回避されることになり、痛みが分散されるからです。
しかし人によっては、下側にした方がむしろ痛みが軽くなることもあるので、実践してみて一番楽で負担の少ない姿勢を目指します。

それでもどうしても寝づらいと言う場合には、仰向けで寝てみましょう。
尤も痛みがある場合、どうしても姿勢によっては負担がかかり、痛みが強くなりがちです。
そのときは膝を曲げて、枕やクッションをかませることで腰への負担を分散させてみてください。

しかしながら、うつ伏せ寝での姿勢は避けましょう。
腹痛の原因となっている胃などの患部への圧迫姿勢となり刺激を与え痛みが増悪するリスクが高いからです。
また呼吸がしにくく、換気能も低下するので酸素を取り込みにくく、身体本来の回復力も低下してしまう点も懸念されます。

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