薬を飲む男性たち

頻尿はがんの合図?

カプセルと瓶を持っている男性

トイレが近くなったのかな感じたら、念のため検査を受けた方が安心です。
1日に8回以上行くようなら心配です。
実は大きな病気が原因になっている恐れがあり、放置しておくと大変なことに発展するかもしれません。
その大きな病気とはがんです。

尿が溜まっている部位は膀胱と呼ばれる袋状の部位で、通常はある程度の量になるまで貯めることができます。
内部の粘膜に炎症が起きたり、骨盤底の障害で過敏になったりすると排尿のペースが短くなります。
周りには骨盤や直腸、女性なら子宮、男性なら前立腺などの器官が隣接しています。
それらの異常が影響している恐れも否定できません。

膀胱にがんがある場合、尿路上皮に発生する確率が高いと言われています。
そのため膀胱に刺激あり、一回に出る量が減ったり、頻度が高くなったりします。
それに合わせて血尿や背部痛などの症状も見られます。

女性の場合は、子宮頸がんや子宮体がんなどの恐れがあります。
子宮頸がんは子宮の入り口にがんができるもので膨らんだ腫瘍が膀胱を圧迫します。
子宮体がんは内側にある粘膜にできるがんで40代以降の閉経後に発症する恐れが高くなります。
それ自体が影響を与えることもありますが、転移する恐れもあるため注意が必要です。

男性の場合は、大腸がんに注意です。
直腸にできたがんは転移しやすく周辺の臓器に広がっていきます。
また、排便が困難になり便秘になりやすいので膨らんだ腸が膀胱を圧迫している恐れもあります。
前立腺がんも同じように頻度が高くなる恐れがあります。
自覚症状が少ないことから、発見のための重要なサインとなります。

このように周辺からの影響や転移によって膀胱のトラブルが発生します。
トイレに行く回数が増えたなと思ったら放置しないで、早めに医療機関を受診しましょう。
早期発見につながって早めに治療できればそれだけ改善できる可能性がひろがります。
がんは徐々に進行して行くので早めに見つけて治療することが大切です。

がんは徐々に進行していく

がんを発症している場合でも症状が軽いことや症状を自覚し始めたのが最近だから早期だろうと考えるのは危険です。
がんがゆっくりと徐々に進行している場合、症状が出現したときにはかなり進行した後と言うこともあるようです。
痛みの有無や出血だけが重病ということはありません。
だから、自覚症状だけで判断することは、かなり危険を伴います。

がんは細胞の増殖によって進行するため、そのスピードは代謝の早さによって決まります。
小さな時は症状も少なく、消滅する可能性もあります。
はっきりとした症状が見られるようになるのはある程度の大きさになってからです。
また、大きくなると血液の流れやリンパの流れに乗って少しずつ範囲を広げていきます。
だからどんな小さなサインも見逃さないことが重要です。
普段とは違うという感覚が早期発見につながります。

がんは発症する部位によって症状が異なります。
全く症状が見られないまま進行することもあり、転移することで初めて自覚できるようになることもあります。
だから、異常を感じたらすぐに対応する必要が重要です。
とくにトイレの回数が増えたぐらいでは軽く考えてしまいがちですが、唯一感じることのできる症状なのかもしれません。

痛みを伴わない症状の場合、大したことないと考えてしまうことが多く見受けられます。
でも、その奥に隠れている病気はゆっくりと進行しているかもしれません。
いずれにしても症状があれば医療機関を受診して、はっきりしておいた方が安心です。
がんであるかどうかは症状だけでは判断することができません。
専門の検査をして、医師の診断を必要とします。
がんと診断されても早期に治療を開始できればそれだけ予後が良くなります。

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